日生薬局メディア
コラム
2020 12.14

日生薬局の近況

様々な感染症対策をご紹介します。

こんにちは、日生薬局です。 前回の更新が6月なので気づけば5か月も経過してしまっています。   6月といえば政府発の緊急事態宣言が全国的に解除され、世間的にも「With コロナ」の意識が浸透してきたころでした。 それから5か月でマスク着用、ソーシャルディスタンスなどは、もはや日常的なものになりましたが、12月現在、皆さんご存知の通り第三波ともいわれる感染再拡大に直面しています。 例年なら年末年始で忘年会や新年会、地元への帰省を計画している時期ですが、今年は見送られる方が多いのではないでしょうか。   この5か月の間で日生薬局も様々なコロナ対策を新たに実施してきました。 ここではその取り組みを紹介させて頂きます。   ① オンライン服薬指導の積極的な導入 9月1日より調剤薬局におけるオンライン服薬指導が解禁となりました。(この解禁自体はコロナ流行と直接的な関係はなく、元々の政府計画通りです。) 日生薬局では非対面・非接触での医療提供に貢献するため、この解禁日からオンライン服薬指導を実施できる体制を準備してきました。 4月10日に厚生労働省より交付されました、いわゆる「0410対応」(コロナウイルス感染対策として電話等を用いたオンラインでの診療や服薬指導)と併せて、安心安全な薬剤提供に努めています。   ② 感染症対策室の開設 日生薬局大井町店を改装し、通常の店舗入り口に加えて、感染症対策室の入り口を増設しました。 この感染症対策室は一般の待合室とは物理的に隔離されており、薬局待合室における感染症の集団感染を防ぐことと、窓越しに服薬指導時を行うことでスタッフへの感染を防ぐことを目的としています。 コロナウイルスに限らず、インフルエンザやその他の感染症流行時にも、薬局を利用してくださる方が安心して待合室で過ごせるように、また社員の健康を守るために運用をしています。       ③ 高性能空気清浄機の導入 日生薬局、そして私たちミアヘルサの運営する介護施設ではご利用頂く方に安心して頂くために、高性能の空気清浄機を導入しました。 どのくらい高性能かというと、病院の集中治療室などへの導入実績があり、クリーンルームと同レベルの空気を吐き出す、といえば伝わるでしょうか。 フィルターにウイルスを溶かす酵素が練りこまれているため、どれだけウイルスをフィルターに集めてもフィルターがウイルスの残骸で一杯にならず、また残骸がないためそれを媒介して増殖するウイルスが発生しないそうです。   ④ 本社オフィスの抗菌コート化 直接患者様に関係することではありませんが、本社オフィス全体に抗菌コートを施しました。 ドアやエレベーターなどの共用部はもちろん、デスクなどもそれぞれにコートを施し、オフィス内での感染や取引先などの来客の方への感染を予防しています。   そのほか定期的な施設設備の消毒や出勤前の検温など、従来の対策も引き続き継続しています。 そのおかげか幸いなことに日生薬局で働くスタッフからは現在のところ新型コロナウイルス感染者は出ていません。(2020年12月14日時点)   これからも気を引き締めて感染症対策を継続することでスタッフへの感染はもちろん、利用頂いている患者様が安心して来局できる薬局でありたいと思います。