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コラム
2021 09.17

【栄養士コラム】管理栄養士監修Pharmacyコラム 骨を丈夫にする食事編



こんにちは、日生薬局です。


管理栄養士監修のPhaemacyコラム夏号をご紹介します。

記事掲載が遅くなってしまい申し訳ありません。   さて、今回のテーマは「骨を丈夫にする食事」です。


私たちの骨は、毎日新しく作り直されていることを知っていますか? 古くなった骨を壊し、新しく補強することで身体を支えているのです。

これを骨代謝といいます。

この骨代謝のバランスが加齢や病気で乱れると、骨量や骨質が低下し骨粗鬆症を引き起こすとされています。  


骨粗鬆症とは骨量が低下して骨がもろくなり、骨折しやすい状態のことです。

骨量は成長期に増加して20歳頃に最大量になり、加齢に伴って減少します。


特に女性は、閉経により骨量が減少しやすくなります。

これは、骨形成の細胞を活発にする働きがある 女性ホルモンの「エストロゲン」が減少することが原因です。

骨粗鬆症になると、ぶつかったり、転んだりなどちょっとしたことで骨折してしまうリスクが高くなります。


骨粗鬆症によって起こる高齢者の骨折はQOLを低下させ、以前のコラムで紹介したフレイルにも繋がると言われています。  


では骨粗鬆症にならないためにはどうすればよいのでしょうか?


予防方法として、カルシウム・ビタミンDの摂取や適度な運動がよいといわれています。

ビタミンDには、腸内でカルシウムの吸収を助ける働きがあります。 ビタミンDは食事からの摂取だけではなく、体内で合成することが出来ます。

日光の紫外線が皮膚に当たることにより体内でビタミンDの合成が行われます。

また、適度な運動を行うと骨形成におけるカルシウムの利用効率が良くなります。

運動内容としては、ウォーキングや筋力トレーニングなど骨に刺激が加わる運動が良いといわれています。 涼


しくなり過ごしやすい季節になってきたので、日光を浴びながらウォーキングをしてみるのはいかがでしょうか。


カルシウムについてはコラムに書かれていますのでご覧ください!


 


今回のレシピはカルシウム3色丼です。

カルシウムだけではなく、ビタミンDも一緒に摂取できます。

ぜひお試しください!


   


骨粗鬆症の予防は若いうちから行うことが重要とされています。

今回のコラムを参考にして、丈夫な骨をつくっていきませんか?  


次回のコラムテーマは「旬の食材」です。 最後まで読んで頂きありがとうございました。  


次回の更新をお楽しみに!