こんにちは。
日生板橋区役所前保育園ひびきです。
今日は、歯科健診に来てくださっている歯医者を招いて講習会を行いました。
60代から70代の方に【若いうちにやっておけばよかったこと】をアンケートした結果、「歯の定期的なメンテナンスをしておけばよかった」という項目が
60代で、第3位
70代においては、第1位 に選ばれたそうです。
板橋区役所前保育園ひびきで行った歯科健診の結果は・・・
なんと!? 虫歯保有率が・・・
3歳児クラスで12.5%
4歳児クラスで23.8%
5歳児クラスで47.1% という結果に。
学年が上がるにつれて虫歯保有率が倍に膨れ上がり、
5歳児クラスでは2人に1人が虫歯になっています(*_*)
虫歯になる原因は3つ
①細菌の繁殖 ②歯の状態 ③食事(糖)取り方
①細菌の繁殖を防ぐには、日ごろの歯磨きに加え、フロスでの歯間ケアが大切です。
②の歯の状態とは、生えて3年に以下の柔らかい歯や磨きにくいのことを差します。
特に6歳臼歯と呼ばれる、前から6番目の永久歯は、生えてきたことに気付きにくく、ゆっくり生えるため磨きにくい、そして小学校入学後に生えてくるため、大人が仕上げ磨きをしないことが多く、最も虫歯になりやすいと言われています。
虫歯にならない強い歯にするには、フッ素配合の歯磨き粉を使用するのが有効だそうです。
③歯は糖で溶けてしまうそうですが、30分から1時間で戻る(再石灰化)ことができるとのことでした。
その為、普段は食事をしても虫歯になることはないのですが、再石灰化が始まる前に甘いものを取ってしまうと歯が戻ることができず溶け続けてしまい、虫歯になってしまうそうです。
だらだらと甘いものをずーっと食べ続けているといつの間にか虫歯だらけになっている!なんてことになりかねませんね。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても自分の歯でいられるよう今のうちからしっかりと予防していきましょう。
貴重なお話をして下さった伊賀上先生、今日来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。