
Messageメッセージ
「まごころから始まる絆の響働」という言葉に込めた想い
皆さん、こんにちは。代表の青木勇です。弊社に興味を持ってくださり、こうして目を通して頂けていることを心から嬉しく思います。皆さんは現在どのような思いで就職活動をされているでしょうか。社会に出てこれまでの学びを実践できることへの期待、一生の職場とできる会社と出会えるのかという不安など様々なものがあることと思います。
ここで、改めて皆さんに考えて頂きたいことがあります。それは、そもそも「働く」ということは何なのかということです。私はそれを「社会に貢献し、役に立つ人間になる」ことだと考えています。私たちは、多くの支えの中で育てられ、いまここにいます。そのことへの恩返しとして、私たちは働き、社会に貢献する。その想いが土台にあることが、何をする上でも大切なのではないかと考えています。
だからこそ、自分ができることを増やし、人と響き合いながら、さらなる貢献を実現する『まごころから始まる響働』という弊社の経営理念にはそのような想いを込めました。
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「街の健康ステーション」を目指して
弊社は、2016年に創業50年周年を迎えました。もともとは父親が学校給食で使う食品の卸売営業を行っていたのですが、会社が給食事業から撤退することが決まり、それを機に独立して給食事業をスタートさせました。
しかし、試練は突然訪れます。独立して4ヶ月、給食の食材を運搬していた途中で、父親が事故に遭い、他界したのです。社会人になったばかりの兄、大学3年生の私、そして弟妹。周囲は会社を畳むこと以外考えていなかったようですが、私には「父親が自分のために残してくれた道」としか思えませんでした。
そこで大学を辞め、事業を継ぐことを決めたのです。「お父さんじゃないから取引辞めます」と言われたこともありました。困難を数えたらきりがありませんが、前だけを見て今日までやってきました。
これまで弊社が継続し、発展することができたのは、「人の幸せ」を追求してきたからだと私は思っています。ただ私も最初は、貧しい家庭で育ち、母と兄弟を養わなければならない中で、「自分が幸せになりたい」その一心でやってきました。
しかしある時、「自分が周りの人たちに生かされている」ことに本当の意味で気づかされ、これまでの自分を大きく反省。「人を幸せにし、社会に貢献したい」と生きる目的が変わりました。「地域包括ケアシステム」は、そのための一つの方法なのです。
これからは核家族化が進み、高齢者の数も増えていきます。地域社会の中で人々が安心して生活できるライフラインを整え、こどもから高齢者までどんな人でも、健康・子育て・介護など、気軽に何でも相談できる、いわば「街の健康ステーション」のような存在になっていきたいと思っています。