末期がんの患者様を中心に終末期における緩和ケアのニーズの高まりを受け、この度、介護事業本部の新たな取り組みとして“ホスピス事業”を立ち上げることとなりました。
※「ホスピス」: 末期がん等の患者様に対して安らぎを与え、看護する施設
2020年8月1日に、サービス付き高齢者向け住宅「日生オアシス東新小岩(2F)」に、“末期がんや難病の方”向けの住まい「在宅ホスピス専用フロア(定員15名)」を開設いたしました。
(あわせて同日に、24時間対応の「ミアヘルサ訪問看護ステーション東新小岩」を開設)
■ 入居される方とそのご家族様にとって“少しでも安らげる場”をご提供します
- 館内は、従来の良さを活かしながら、木を基調とした家具や色味のある壁紙を取り入れ、 病院とは違う、落ち着きがある中に華やかさも感じられる雰囲気となりました。
- 看護師を中心とした“アテンダント(=寄り添う人)”の処置や介助などのケアについては、 人としての感じる“五感”を特に大切にし、安心して過ごしていただけるよう取り組んでいきます。
■ 五感を感じていただく取り組みの一部をご紹介します
- 自然の風や陽ざしを感じていただけるようウッドデッキを新設。季節の花々が寄り添います。
- 看護師のユニフォームはラベンダー色ですので、心身に安らぎという癒しの効果がございます。
- フロアには「アロマ」を取り入れており、リラックス効果や、抗菌作用も期待できます。
- 生活する上で、より安心した生活と安らぎを感じとっていただけるように工夫をしています。
例):照明器具は業務用ではなくご家庭で使用されている暖かい灯りでお過ごしいただきます。
■ 大切なひととの時間
- ご家族で大切な時間をゆっくり過ごしていただけるよう「ファミリールーム」をご用意しました。
- リビングは大広間ではなく、それぞれの「居場所」を複数ご用意しました。
※ホスピスフロアの ご紹介(※PDFファイルが開きます)